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日本オフィスの概要

ごあいさつ

ウエリントンは2022年10月1日をもちまして、日本オフィス開設25周年を迎えました。長きにわたり皆様にご愛顧賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。

私たちは1997年にアジアの主要拠点として東京に支店を構えて以来、年金基金や金融機関のお客様向けの資産運用サービスを主軸とし尽力してきました。現在は、外部委託運用業務(サブアドバイザリー)を通じて個人投資家のお客様にもサービスを展開し、日本における実績を築いてきました。

ウエリントンの特徴の一つは絶えず進化し続ける力です。常に卓越した運用実績と運用サービスの提供をめざし、プライベート・パートナーシップ制の下で築いてきた企業文化を継承しつつ、変化に挑んできました。この25年間においては、より差別化された投資機会と運用ソリューションの拡充を図ってきました。伝統資産の分野では、創業以来約一世紀にわたり培ってきたボトムアップ調査を基盤とする株式運用から、グローバルかつ広範なセクターにおけるアクティブ債券運用へと領域を広げてきました。また、低成長・低金利が常態化する中で多様化するお客様のニーズにお応えすべく、ヘッジファンドやプライベートエクイティといったオルタナティブ投資分野への継続的な投資を加速させました。さらに、サステナブル投資のプラットフォームも強化しています。例えば気候変動の分野では、世界有数の気候研究機関や大学と提携しました。企業や金融市場に与える気候変動リスクの共同調査を進め、その知見と予測を運用に取り込んでいます。スチュワードシップ責任やインパクト投資に着目した運用にも注力しています。

企業文化とその進化は、組織の継続的な成長にもつながっています。日本オフィスは現在、アジア全体の運用オペレーションおよびIT業務の中核を担っています。また、人材の多様性にも積極的に取り組み、女性や外国籍の社員が活躍できる職場環境を実現しています。こうしたコラボレーション(協働)重視の包摂的な企業文化は成長の礎となっています。

今後はこれまでのような広範な資産クラスで安定したリターンを期待することが難しくなると想定されます。また、世界的なサステナビリティへの関心の高まりは、金融市場を根底から変えていく可能性があります。この先、不透明感が強まりボラティリティーが上昇する市場環境の中で、深い洞察力と長期の視点に裏打ちされたアクティブ運用の役割が一層大きくなると、私たちは考えます。そのため、あらゆる資産クラスやセクター、国・地域、未上場・上場の枠を超えて俯瞰するリサーチ体制と運用力を、さらに強化していきます。

これからも投資家のお客様、そしてその先のすべての受益者の方々から信頼される資産運用パートナーであり続けるために、私たちは次の成長をめざして邁進してまいります。

今後とも尚一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 

久宗 利規
ウエリントン・マネージメント・ジャパン・ピーティーイー・リミテッド
日本における代表者

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